こんにちは。久保ゆきこです。
「なんで片付けないの!」 「何度言えばわかるの!」
毎日、子どもや夫に対して爆発してしまう自分。 「私は感情を抑えられない、ダメな母親だ」と自分を責めていませんか?
実は、怒りという感情の裏側には、あなた自身も気づいていない「本当の気持ち」が隠れているのです。
バス旅行で「怒り」をぶちまけていた人の正体
先日、家族でバス旅行に行ったときのことです。 集合時間にギリギリで戻ってきた一人の参加者が、真っ赤な顔をして文句を言っていました。
「バス停が遠すぎる!」「時間配分がおかしい!」
確かに、タイトな行程ではありました。でも、他の方々は静かに戻ってきています。なぜこの人だけが、これほど怒っているのでしょうか。
心理的に紐解くと、この方の本音はこうです。
- 「みんなを待たせてしまった。責められたらどうしよう(不安・焦り)」
- 「だらしない人だと思われたくない(見栄・恐怖)」
この「不安」や「焦り」といった弱みを見せたくないために、「怒り」という強い感情を使って、責任を外に転嫁し、自分を守ろうとしていたのです。
子育て中のイライラも「自分の問題」
これ、子育ての場面でも全く同じことが起きています。
- 「早くしなさい!」→ 「予定通りにいかなくて、私が焦っている」
- 「先生に呼び出された。恥ずかしいでしょ!」→ 「私が『しつけのできていない親』だと思われるのが怖い」
一見、子どもが悪くて叱っているように見えますが、実はママ自身の「体裁」や「うんざりする気持ち」を子どもにぶつけているだけのことも多いのです。
「怒りの種」を事前に整える
「じゃあ、イライラした時にどうすればいいの?」と思いますよね。 まずは、その怒りが「自分を満たすため(自分が楽になりたいため)の八つ当たり」になっていないか、一呼吸置いて考えてみてください。
子どもには、親の都合や予定はわかりません。 それなら、感情で動かすのではなく、「環境」を整えてみませんか?
- 音で知らせる: 出かける5分前に音楽を鳴らし、「これが終わったら準備だよ」と習慣にする。
- 片付けのハードルを下げる: 子どもが片付けにくい収納なら、親が環境を見直す。
- 大人が楽しむ: 親が楽しそうに片付ける姿を見せて、遊びの延長にする。
自分の気持ちを「観察」することから
お客様対応をしていても感じますが、威圧的な人はたいてい「不安」を抱えています。 あなた自身も、イラッとしたときは「私、今何が不安なのかな? 何に焦っているのかな?」と自分を観察してみてください。
正体がわかるだけで、怒りの波はすーっと引いていきます。 子どもの行動を正そうとする前に、まずは自分の気持ちから整えてみてくださいね。
今日の「整え」ワーク
今日、イラッとした瞬間のことを思い出してください。 その怒りの裏に、「不安」「焦り」「寂しさ」「体裁」のどれかが隠れていませんでしたか?
当てはまるものを1つだけ、ノートに書き出してみてください。



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