子育て中のイライラの裏にある本当の気持ち見えていますか?

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怒りって、気持ちを抑えられないから出ていると思っていませんか?

例えば、子どもに何で片付けないの?!

何でゲームばっかりしてるの!

夫になんで家事をやってくれないの!とか。

これ、本当は自分の問題なんですよ。

え!どういうこと?って思いました?

では、実際の例で説明しますね。

バス旅行で遅刻

先日、家族でバス旅行に行きました。

バス旅行ってバスに戻る時間が決まっていて、遅れるとみんなを待たせてしまって迷惑をかけてしまいますよね。

そんな中、一人バスの時間ギリギリに戻ってきて、散々文句を言ってる人がいたんです。

「バス停が遠すぎる!」

「旅行工程表の時間配分がおかしい!」

などなど。

確かに、旅行の工程表の時間はギリギリですし、バス停も遠かったです。

なので、もう一組遅れてくる方もいましたし、時間がギリギリなのはわかるので、遅れてくる人に文句を言ってる人はいませんでした。

遅れてくることに、みんな納得している感じでした。

でも、文句を言っているのは一人だけ。

結構あるあるのシチュエーションではないでしょうか。

文句(怒り)の裏側にあるもの

文句を言ったり、怒りを感じたりする時って、その事柄、ここではバス旅行の時間配分が悪いというというところに注目しがちですよね。

一見納得しそうなんですよ。

だって、バスの工程表の時間配分は実際によくないしバス停だって遠いんですから。

では、この時の状況から、この方の心理状況を考えてみて下さい。

バス停が遠すぎる→責任転嫁

旅行行程表の時間配分が悪い→責任転嫁

時間に間に合わなかった→間に合わないといけなかったという懺悔からくる不安や焦りを隠したい気持ち

これ、言われてみるとそうだなーって思うけど、実際の場面でよくありますよね。

私はお客様対応をしているのですが、これよくあります。

とくに初めて来られる方などは、不機嫌な方や威圧的な方がたまにいます。

こんな方が来られると、初めての場面で不安を感じてるんだなーとか、自分を誇示したいのかなーって考えながら対応しています。

これが考えられたら、伝えることも変わってくるんです。

イライラした時の親の心理

今までのエピソードは、共感できましたか?

では、子育て中の場面ではどうでしょうか。

「早く片付けなさい!どうしてママの言うことを聞かないの!」

「学校から先生に呼び出された。あなたのせいでママが恥ずかしい思いを下でしょ!」

こんなこと言ってません?

これも、バスのエピソードと一緒で、一見子供のやることが悪いから叱っているように見えます。

でも、実際は自分のイライラをぶつけただけとか、自分の体裁を繕うためとかだったりするんです。

心あたりないですか?

どうやって叱ったらいいの?

じゃあイライラした時にどうしたらいいの?って思いますよね。

まず、考えて欲しいのはこの怒りは自分を満たすためなのか考えて欲しいんです。

例えば時間がないのにおもちゃを片付けないとか、散らかした後の片付けを考えるとうんざりするとか。

はっきり言って子供はなんで怒ってるかわからないです。

おもちゃで遊んでいるときに、親の予定なんて知らないし、片付けのことまで考えて遊んでないから。

じゃあどうするの?って話です。

前もって親が出かける時間を伝えないのは親のせいだし、片付けにくい部屋にしているなら、その環境を整えてあげていないのは親のせいなんです。

2歳の子に時間を伝えるのは無理でしょ!って思うでしょ。

そしたら考えてみて欲しい。

例えば、出かける5分前に音楽が鳴るようにしてなり終わったら遊ぶの終わりで、準備していくよと伝えるとか。

子供が片付けないなら、親が楽しそうに片づけしてみるとか。

子供によって違うと思いますので、試行錯誤しながら子供を観察して、色々試してみて下さいね。

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